「出張ヘアメイクの単価アップや美容サロンのリピート率アップにつなげたい。LINEを活用して物販やクーポン、予約の仕組みを整え、もっと多くのお客様に美容商品を届けたい」
そんな強い思いを胸に、プロライン有料コンサルへお申し込みくださったのが、出張ヘアメイクと美容サロンを運営するKさんです。
本記事では、KさんがLINEを軸に新しい導線を設計し、実際に仕組みを形にしていくプロセスを、初回コンサルでの課題整理から具体的なアクション、そして次回へ向けた課題設定まで、時系列でリアルにご紹介します。
単なる事例紹介にとどまらず、「現場の声 → 仕組みづくり → 実践」という流れを追えるよう構成しました。同じように「サロンや出張サービスで物販や予約、リピート率アップの仕組みを作りたい」と考えている方にとって、成功のヒントをつかんでいただけるはずです。
出張先でもサロンでも売上を逃さない!Kさんが描いた理想の仕組みとは
第1回のコンサルでは、まずKさんが抱えていた「出張先でも商品を販売できる仕組みをつくりたい」という理想像を丁寧にヒアリングするところから始まりました。
出張ヘアメイクの現場では、お客様から「このドライヤーが欲しい」「この商品はKさんから買えないの?」といった声をいただくものの、その場で販売できる仕組みがなく、せっかくのニーズを取り逃していました。
一方サロンでは、新規のお客様に来ていただいても次回の来店につなげる導線が弱く、既存のお客様に対しても美容製品や化粧品などの物販提案が十分にできていない状態。その結果、本来は売上につながるはずの機会を逃してしまい、収益アップが頭打ちになっている課題が浮き彫りになりました。
Kさん自身も「出張先でスムーズに商品を販売できれば」「サロンでもリピートや物販をしっかり仕組みに乗せられれば」と強く思っているものの、具体的なLINE導線の設計までは着手できていない状況で、次の一歩を模索されていました。
Before(現状と課題)
今回ご相談いただいた時点でのKさんの状況は、以下のようなものでした。
- 出張ヘアメイクの現場で「このドライヤー欲しい」「この商品は買えないの?」と声をもらうものの、その場で販売できる仕組みがない
- サロンでは、新規のお客様が来ても次回予約やリピートにつながる仕組みが整っていない
- 既存のお客様への物販提案(美容製品や化粧品)が弱く、売上が施術単価に依存している
- LINE公式アカウントは運用しているが、物販・予約・クーポンを一元化した仕組みの構築ができていない
今回ご相談いただいた時点でのKさんの状況は、以下のようなものでした。
- 出張ヘアメイクの現場で「このドライヤー欲しい」「この商品は買えないの?」と声をもらうものの、その場で販売できる仕組みがない
- サロンでは、新規のお客様が来ても次回予約やリピートにつながる仕組みが整っていない
- 既存のお客様への物販提案(美容製品や化粧品)が弱く、売上が施術単価に依存している
- LINE公式アカウントは運用しているが、物販・予約・クーポンを一元化した仕組みの構築ができていない
「出張でもサロンでも、商品を販売していきたい」「新規顧客リピートにつなげたい」「美容サロンの商品も提供していきたい」という思いはあるものの、実際には仕組みが整わず、せっかくのチャンスを逃してしまう状態。
つまり、「その場で商品を販売できる仕組み」と「新規・既存を問わず来店(リピート)や物販につながる仕組み」をどうLINE上で整えるか が、最大の課題だったのです。
Process(コンサルで取り組んだ内容)
初回コンサルでは、Kさんの課題を踏まえて、以下のような具体的な施策を一緒に整理しました。
出張先でLINE友だち追加をしてもらい、その直後に挨拶メッセージとともに商品ページを案内できる仕組みを設計。お客様はその場で購入できる流れをご提案しました。
LINE友だち追加後に、サロン紹介動画を視聴 → 動画を見た方限定で「期限付き初回来店クーポン」を配布 → 予約フォームへ誘導、という流れを設計。動画をきっかけにサロンの魅力を理解してもらい、クーポンを利用して来店につなげる仕組みを提案しました。
「LINEをリニューアルしました」と案内し、既存顧客にも期限付きクーポンを配布。同時に美容商品や化粧品の案内も加え、リピート利用と物販の両方を促進できるようにする仕組みを提案しました。
今後の拡張に向けた準備
将来的に化粧品などの物販を強化するために、ECサイト(BASE)の準備を進める方針を確認。LINEからECサイトにシームレスにつなげる構成を検討していただきました。
After(次回までのアクション)
次回のコンサルまでに、Kさんに取り組んでいただく具体的なアクションは以下の通りです。
- 出張ヘアメイク用の準備
出張先で提示できるQRコード付きのPOPや名刺を用意する。商品ページに掲載する商品の画像やメーカーのURLを整理。LINE友だち追加後に自動送信される「挨拶メッセージ」を作成。 - サロン新規顧客向けの準備
サロン紹介動画を撮影・編集。初回限定クーポンの割引金額を決定し、クーポン画像を作成。 - 将来の物販強化に向けた準備
ECサイト(BASE)の準備を開始
これらの準備が整えば、第2回目のコンサルでは「商品紹介ページの作成」や「LINEステップ配信の構築」に進むことができます。
まずは小さなステップから着実に進め、出張ヘアメイクも美容サロンも、Kさんが思い描く「理想の仕組み」へと形にしていきます。
クライアントの声

わーい!完成目指して頑張っていきます!
今まで何度も……出張先でお客様から「これ買えないの?」と聞かれても、これまでは何も案内できずにもったいないと感じていました。今回のコンサルで、プロラインで商品ページを作成し、お客様へ案内できるイメージがつかめたので、次はそれを実際に形にしていきたいです。
まとめ
今回のコンサルでは、Kさんが抱えていた「出張先で商品を販売できない」「サロンでリピートにつながらない」という課題を整理し、LINE(プロライン)を起点とした新しい仕組みづくりに着手しました。
- 出張ヘアメイクでは、LINE友だち追加 → 商品ページ案内 → 購入 の流れを整備
- 美容サロン新規顧客には、動画 → 限定クーポン → 予約 という来店導線を設計
- 既存顧客には、再来店クーポン+物販案内 でリピートと売上アップを狙う
- 将来的には、ECサイト(BASE)連携 でオンライン販売の幅を拡張
こうした取り組みを少しずつ積み重ねることで、出張ヘアメイクも美容サロンも、「施術だけに依存せず、物販やリピートで安定収益をつくる仕組み」へと進化していきます。
Kさんの事例は、「来店や施術だけに頼らず、物販を新しい収益導線として育てたい」と考えているサロンオーナーや出張サービスをされている方にとって、実践のヒントとなるはずです。
次回予告
次回は、商品紹介ページの作成や超ステップ配信の構築に取り組み、お客様がスムーズに商品購入まで進めるための具体的な仕組みを整えていきます。